1.1 増加傾向にあるFX取引量
前述した通り、FX取引額の推移についても増加傾向にあり、市場規模はますます拡大しています。
また、FXの取引量が特に大幅に増加した時期に注目してみると、コロナショックをはじめとする大きな出来事が発生し、ドル円相場を含めた為替市場全体が大きく変動していた時期と重なるということで、FX取引額は、為替市場の値動きの大きさにかなり影響を受けやすいと言えます。
さらに、金融先物取引業協会のデータによると、2022年の年間取引金額は1京2000兆円強、2023年は1京2000兆円弱に到達。2年連続で1京円を超える結果になったということで、今後も相場を動かす原動力の一つになると考えられています。
著者
FXトレーダー兼起業家/日本証券アナリスト(CMA)
FXトレーダー兼起業家。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で日本証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。その後coincheckで仮想通貨取引所のトレーダーを経験し、NYのブロックチェーン関連のVCを経て、金融コンサルティングを中心としたCWC株式会社を設立。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。一般社団法人日本カーボンニュートラル機構理事。日本証券アナリスト(CMA)保有。