水まわり住宅総合機器メーカーであるTOTO株式会社が2019年9月に全国で行った「世帯別にみる水まわりの利用実態」に関するインターネット調査によると、住まいのこだわりについて重視しているもの(複数回答)は、シニア夫婦が「リラックスできる空間(73.5%)」が最も多かったのに対し、共働き夫婦は「効率的に家事を行うこと(62.0%)」が最も多くなっています。

なお、シニア夫婦においても「効率的に家事を行うこと」と回答した方は59.5%で、第三位となっています。

したがって住宅のプランニングをするにあたっては、効率的に家事を行うことができるように使いやすい家事動線を心掛けることが非常に重要になります。

そこで本記事では、浴室や脱衣室などの水回りの場所や、使いやすい家事動線の作り方について紹介します。