3. 「厚生年金」平均年金月額
ここからは、厚生労働省年金局の「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに、厚生年金の平均月額かを見ていきましょう。
これから確認する厚生年金の月額には、すべて国民年金が含まれる点にご留意ください。
- 〈全体〉平均年金月額:14万3973円
- 〈男性〉平均年金月額:16万3875円
- 〈女性〉平均年金月額:10万4878円
※国民年金部分を含む
厚生年金は、公務員や会社員の方が「国民年金に上乗せして加入する」仕組みです。
そのため、老後に受給する年金は「国民年金+厚生年金」となります。
厚生年金の受給額は、現役時代の「年金保険への加入期間」や「年収」などに応じて決定する保険料により計算されます。
そのため厚生年金の受給額は、個人差が大きいです。
上記のグラフをみると「全体の平均月額は14万3973円」ですが、平均を大きく上回る人や下回る人もいて、厚生年金の受給額に大きな差が生じていることがわかります。
次章では、自営業者や専業主婦(主夫)の方が受給する「国民年金」の平均月額を見ていきましょう。
著者
ファイナンシャルアドバイザー/証券外務員一種/FP2級/元銀行員
関西学院大学商学部卒業後、株式会社池田泉州銀行に入行。投資信託、保険商品、ファンドラップの販売を通じ、主に個人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に従事。シニア世代から現役世代まで幅広い年齢層の顧客のコンサルティング業務を経験。一種外務員資格(証券外務員一種)、FP2級を保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/一種外務員資格(証券外務員一種)/元証券会社社員
1985年生まれ。福岡県出身。筑紫女学園短期大学英文科(現・筑紫女学園大学)を卒業後、2005年に日興コーディアル証券株式会社(現・SMBC日興証券株式会社)に入社。一種外務員資格(証券外務員一種)保有。ファイナンシャルアドバイザーとして、主に富裕層の個人顧客や法人に向けて、株式や債券、投資信託、保険商品などライフプランに寄り添った資産運用を提案する業務に従事。
現在は、株式会社モニクルリサーチのメディア編集本部・LIMO編集部に所属。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」では、人事院、内閣府(金融庁、消費者庁、こども家庭庁)、デジタル庁、総務省、法務省、財務省(国税庁)、文部科学省、厚生労働省、農林水産省(林野庁)、経済産業省(中小企業庁)、国土交通省、環境省といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、退職金、資産運用や貯蓄、NISA、iDeCoなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」でも執筆を行う。(2026年7月11日更新)