昨今、物価上昇やエネルギー価格の高騰が家計を圧迫しており、とくに年金生活者や低所得者の方にとって日々の生活費の増加が深刻な問題となっています。
そのため、岸田総理は秋に策定することを目指す経済対策の一環として、2024年6月21日の記者会見で「物価高の中で食費の高騰などに苦しんでおられる年金(生活)世帯や低所得者世帯を対象として、追加の給付金で支援することを検討いたします。」と発表しました。
また現在検討されている給付金とは別に、2023年度の経済対策による「対象世帯への10万円給付」が行われている状況です。
そのほかに、酷暑乗り切り緊急支援により、2024年8月~10月の「電気やガスの料金補助」も実施されています。
このように、政府により物価高騰への対策が行われていますが「自分が対象となるかわかない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、政府が検討している追加の給付金や、現在実施中の2024年8月~10月の「電気やガスの料金補助」、2023年度の経済対策により給付が進められている「対象世帯への10万円の給付金」についてわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
1. 政府が検討中の「追加の給付金」とは?
岸田総理は2024年6月21日の記者会見で、秋に策定することを目指す経済対策の一環として「物価高の中で食費の高騰などに苦しんでおられる年金(生活)世帯や低所得者世帯を対象として、追加の給付金で支援することを検討いたします。」と発表しました。
ただし政府は、支給を検討している追加の給付金について「秋に策定することを目指す」としており、詳しい内容はまだ公表されていません。
現在、自民党総裁選を控えているため、今後「支給を検討している追加の給付金」がどのようになるのか注目されている状況です。
検討されている給付金とは別に、政府は「酷暑乗り切り緊急支援」として2024年8月~10月の「電気やガスの料金」を補助しています。
ここからは、「酷暑乗り切り緊急支援」について詳しく見ていきましょう。