5. うさぎや小動物に関する支出

最後に、うさぎと小動物のペットの支出についてご紹介します。
うさぎや小動物を飼う場合、かかる費用にはどのような特徴があるのでしょうか。
アニコム損保は自社のペット保険「どうぶつ健保」の契約者に対し、2023年1月1日~12月31日の1年間にペット1頭へ支出した費用について、インターネットでアンケートを実施しました。
うさぎや小動物を飼う場合、一般的には犬猫の費用よりも安く済みそうですが、実際はどうなのでしょうか。

6. 光熱費は犬猫より高額?

全体でみると、犬猫の費用に比べて微減ですが、光熱費は追加で掛かるようです。
というのも、うさぎや小動物は温度・湿度等の管理をより細かくする必要が生ずるためとのことです。
では最新の年、どれほど費用が実際にかかっているのでしょうか。
合計額と光熱費について、前年比と比較しながら見ていきましょう。

6.1 うさぎ

  • 合計:13万302円(前年比▲9.3%)
  • 光熱費(飼育に伴う増加分):2万3906円(前年比▲4.4%)

6.2 小動物

  • 合計:9万5652円(前年比▲10.8%)
  • 光熱費(飼育に伴う増加分):2万265円(前年比▲40.4%)

1年間で2万円前後の追加の光熱費がかかることがわかります。
しかし、前年比を見れば明らかですが、数字そのものに関しては、かなり変動の幅が大きいため、あくまで参考の1つと見たほうがよさそうです。

参考資料

長島 迪子