運用会社の調査力とは一体何なのか
世界を代表するアクティブ運用で有名な外資系運用会社の日本株でも小型株の投資信託を購入した前出のA氏。「凄腕のプロが調査し、厳選した銘柄だけが入っているファンドだからさぞかしパフォーマンスが良いだろう」と期待して購入。
しかし、結果は基準価額1万円近くで購入したものの、底値は3000円近くまで下落。A氏も「投資信託で70%も値上がりするのか!」と驚きを隠し切れません。
その後、10年近くも塩漬けにしたまま時間は過ぎ、アベノミクスで株価が戻ったところで売却。それもでも何年も持ち続けた上に、売却損が出る始末。
小型株中心の投資信託ということでプロの銘柄選択とその運用力に期待したものでしたが、結果は思うようにいきませんでした。
投資信託に含まれる銘柄は運用報告書を見ると「こんな銘柄があるのか!」と驚くこともありましたが、結果はここまで見てきた通り。こうしたことから「プロの調査力って何だろうな」と思ったといいます。
著者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。