春の訪れとともに新年度のスタートが迫る3月。2026年度は年金額の増額が予定されており、少しでも生活が楽になるのではと期待する声もあるでしょう。
しかし一方で、食品や光熱費などの値上げが続き、実際の家計では「増えた実感がない」というのが多くのシニア世帯の本音ではないでしょうか。
特に60代〜80代では、受給額に大きな差がある一方で、平均的な水準を見ると決して余裕のある金額とは言えません。年金だけで生活できるのか、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、国民年金・厚生年金それぞれの年齢別平均受給額を整理しながら、2026年度の改定内容と物価との関係をわかりやすく解説します。自分の年金水準を客観的に把握する参考にしてください。
1. 国民年金の年齢別平均受給額は?
まずは、基礎部分である国民年金の金額を年齢別に見ていきましょう。
1.1 【60歳代(60〜69歳)】国民年金の年金月額一覧表
- 60歳:4万5186円
- 61歳:4万6371円
- 62歳:4万7784円
- 63歳:4万7258円
- 64歳:4万7896円
- 65歳:6万1240円
- 66歳:6万1369円
- 67歳:6万1345円
- 68歳:6万1293円
- 69歳:6万978円
1.2 【70歳代(70〜79歳)】国民年金の年金月額一覧表
- 70歳:6万1011円
- 71歳:6万770円
- 72歳:6万234円
- 73歳:6万32円
- 74歳:5万9813円
- 75歳:5万9659円
- 76歳:5万9555円
- 77歳:5万9349円
- 78歳:5万9124円
- 79歳:5万8676円
1.3 【80歳代(80〜89歳)】国民年金の年金月額一覧表
- 80歳:5万8623円
- 81歳:5万8269円
- 82歳:5万8003円
- 83歳:5万7857円
- 84歳:5万9675円
- 85歳:5万9425円
- 86歳:5万9228円
- 87歳:5万9204円
- 88歳:5万8756円
- 89歳:5万8572円
国民年金の受給額は、65歳から本格的に受給が始まると約6万円台となり、65歳〜69歳では6万1000円前後で推移しています。
一方、70歳代以降は年齢が上がるにつれて緩やかに減少する傾向が見られ、80歳代では5万7000円〜5万9000円台となっています。
これは、高齢層ほど過去の保険料納付期間が短い世代が含まれることや、満額に達していない受給者が多いことが影響していると考えられます。


