4. 年金額を把握して節約の意識を持とう
物価上昇に負けない家計を維持するには、支出の見直しが欠かせません。通信費や保険料、各種サブスクリプションといった固定費は、一度見直すだけで継続的な節約効果が期待できます。
また、日常の買い物では獲得したポイントやクーポンを活用することで、実質的な節約につながります。物価上昇が続いている状況だからこそ、これらのサービスは有効活用しましょう。
さらに、医療費の増加を抑えるためにも、日頃からの健康管理を心がけることが大切です。健康への投資も、怠るべきではありません。
継続雇用や再就職、シルバー人材センターの活用など、働き続ける選択肢もあります。趣味やこれまで培ったスキルを活かして副収入を得ることは、生活にゆとりをもたらすだけでなく、生きがいにもつながるでしょう。
5. 【年金増額×物価高】老後資金の現実とこれからの備えまとめ
2026年度は年金額が引き上げられるものの、物価上昇の影響により実質的な生活のゆとりは感じにくい状況が続いています。
特に食費や光熱費などの固定的な支出が増えているため、平均的な年金受給額だけでは家計が厳しいと感じる世帯も少なくありません。
また、国民年金のみの方と厚生年金受給者では受給額に大きな差があり、自分の立ち位置を把握することが重要です。「平均」と「自分の年金額」を比較することで、今後の生活設計や支出の見直しにつなげることができます。
春は生活を見直す良いタイミングです。新年度を迎えるこの時期に、ねんきん定期便や受給額を確認し、必要に応じて支出の最適化や資産活用を検討してみてください。早めの準備が、将来の安心につながります。
参考資料
柴田 充輝
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)
厚生労働省や保険業界・不動産業界での勤務を通じて、社会保険や保険、不動産投資の実務を担当。FP1級と社会保険労務士資格を活かして、多くの家庭の家計見直しや資産運用に関するアドバイスを行っている。金融メディアを中心に、これまで1000記事以上の執筆実績あり。保有資格は1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引主任士など。
監修者
マネー編集部年金班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、地方自治体の公務員や生命保険会社等の金融機関にて勤務経験が豊富な編集者が中心となり、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度などをテーマに、丁寧で読者にとってわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部年金班に所属する編集者は日本生命保険相互会社出身の村岸理美、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか等のファイナンシャルアドバイザー経験者等で構成されており、表彰歴多数の編集者も複数在籍しており、豊富な金融知識をもとにした記事に定評があります。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。(最新更新日:2025年6月8日)