3. 2026年度の年金額は増額の予定!6月振込分から改定

公的年金の支給額は、毎年度、賃金や物価の変動を踏まえて改定されています。厚生労働省の発表資料によると、2026年度は老齢基礎年金が前年度から1.9%、厚生年金の報酬比例部分が2.0%それぞれ引き上げられる見通しとなっています。

年金支給額の増加は、受給者にとって朗報に思えます。しかし、昨今の物価高騰を考えると、「年金増額=暮らしが良くなる」とは必ずしも言えないのが実情です。

確かに年金は増えますが、食料品や光熱費、医療費なども値上がりしています。物価の上昇率が年金の増加率を上回った場合、実質的な購買力は低下し、同じ金額でも買えるものが減ってしまうのです。

入金される金額の増加だけに目を向けるのではなく、生活費の増加状況もしっかり把握し、定期的に家計の収支を見直すことが求められます。