3. 2026年度の年金額は増額の予定!6月振込分から改定
公的年金の支給額は、毎年度、賃金や物価の変動を踏まえて改定されています。厚生労働省の発表資料によると、2026年度は老齢基礎年金が前年度から1.9%、厚生年金の報酬比例部分が2.0%それぞれ引き上げられる見通しとなっています。
年金支給額の増加は、受給者にとって朗報に思えます。しかし、昨今の物価高騰を考えると、「年金増額=暮らしが良くなる」とは必ずしも言えないのが実情です。
確かに年金は増えますが、食料品や光熱費、医療費なども値上がりしています。物価の上昇率が年金の増加率を上回った場合、実質的な購買力は低下し、同じ金額でも買えるものが減ってしまうのです。
入金される金額の増加だけに目を向けるのではなく、生活費の増加状況もしっかり把握し、定期的に家計の収支を見直すことが求められます。
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)
厚生労働省や保険業界・不動産業界での勤務を通じて、社会保険や保険、不動産投資の実務を担当。FP1級と社会保険労務士資格を活かして、多くの家庭の家計見直しや資産運用に関するアドバイスを行っている。金融メディアを中心に、これまで1000記事以上の執筆実績あり。保有資格は1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引主任士など。合同会社柴田人事労務オフィス代表社員。
監修者
マネー編集部年金班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、地方自治体の公務員や生命保険会社等の金融機関にて勤務経験が豊富な編集者が中心となり、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度などをテーマに、丁寧で読者にとってわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部年金班に所属する編集者は日本生命保険相互会社出身の村岸理美、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか等のファイナンシャルアドバイザー経験者等で構成されており、表彰歴多数の編集者も複数在籍しており、豊富な金融知識をもとにした記事に定評があります。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。(最新更新日:2025年6月8日)