3. 老人ホームの入居費用を抑える方法3選
ここでは、老人ホームの入居費用を安くする方法として、以下の3つをご紹介します。
- 多床室タイプへ入居する
- 負担限度額認定証制度を利用する
- 医療費控除を申請する
それぞれ見ていきましょう。
3.1 多床室タイプへ入居する
老人ホームにはいくつかの部屋のタイプがありますが、個室タイプのものより、他の入居者で共同で1つの部屋を利用する多床室タイプの方が利用料を安く抑えることが可能です。
少しでも利用料を安く抑えたいのであれば、多床室タイプへの入居を検討するとよいでしょう。
ただし、多床室タイプではプライバシーを確保しづらくなってしまう点には注意が必要です。
3.2 負担限度額認定証制度を利用する
負担限度額認証制度は、「所得」や「預貯金」の額など一定の条件を満たした方が、老人ホームの利用料のうち、限度額を超えた部分について給付を受けられる制度です。
なお、負担限度額認証制度の限度額は、2024年8月より居住費の負担額が1日60円引き上げられることとなりました。
今後も改定が行われる可能性があるため、利用を検討する際は最新の情報を確認することが大切です。