1.2 手続き方法

10万円の給付金の手続きは、世帯状況により「お知らせ」が届くケースと「確認書」が届くケースがあります。東京都江戸川区を例に、具体的な手続き方法を確認していきましょう。

【「支給のお知らせ」が届くケース】

給付金の対象になる世帯のうち、以下に当てはまる世帯には「支給のお知らせ」が郵送されます。

  • 世帯主が「公金受取口座(※)」を登録している
  • 世帯全員が令和5年12月1日以前から江戸川区の住民基本台帳に記録されている、もしくは、令和5年12月2日以降に転入した世帯・転入者がいる世帯のうち世帯全員の課税情報を確認できた世帯
  • 世帯全員が住民税非課税者及び住民税均等割のみ課税者である
  • 住民税の未申告者がいない世帯(親族に扶養されている場合を除く)

※公金受取口座:給付金等の受取のために、国に任意で登録する預貯金口座のこと

「支給のお知らせ」が送付された場合は、特に必要な手続きはありません。ただし、振込先口座など、記載されている内容は必ず確認しましょう。

【「確認書」が届くケース】

給付金の支給対象世帯のうち、次にあてはまる世帯には「確認書」が郵送されます。

  • 世帯主の公金受取口座が未登録である
  • 令和6年1月2日以降に転入した世帯・転入者がいる世帯のうち、世帯全員の課税情報を確認できた世帯
  • 世帯全員が住民税非課税者及び住民税均等割のみ課税者である
  • 住民税未申告の世帯員がいる世帯(親族に扶養されている場合を除く)

江戸川区の場合、「確認書」にQRコードが印字されており、読み取るとオンライン申請フォームに接続されます。連絡先や振込口座などを入力し、内容を確認のうえ申請します。

なお、自治体によっては「確認書」に必要事項を記入のうえ返送するところもあります。本人確認書類や振込口座の確認書類など添付するものがあるため、確認書の指示に従って手続きをしましょう。