2. 住民税非課税世帯とは
住民税非課税世帯とは、世帯の全員が住民税が課税されない世帯のことをいいます。
住民税は地域の行政サービスにかかる費用を住民が分担して負担するもので、原則としてその地域に住んでいれば納める義務があるものです。しかし、一定条件に当てはまる世帯は非課税となります。
住民税は「均等割」と「所得割」の2つから成り立っており、「均等割」は所得に関係なく自治体ごとに決められた定額を負担するもので、「所得割」は所得に応じた金額を負担するものです。
均等割は4,000円(道府県民税が1,000円、市町村民税が3,000円)程度で、2024年度から、併せて森林環境税が1,000円徴収されます。一方、所得割は前年の1月1日から12月31日までの所得に対して、都道府県民税4%と市区町村民税6%の合計10%が課税されるのが一般的です。