2. 【教育格差】父親と母親の学歴別・小学6年生の国語と算数の正答率

保護者の最終学歴が高いほど子供の学力が高いという関係が見てとれる。

教育格差

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小学6年生の国語Aと算数A(A問題は主に知識を問うもの)で父親と母親の学歴別での正答率は以下の通りになりました。

2.1 「父親の最終学歴」と「正答率」の関係

国語A

  • 小学校・中学校卒 65.5%
  • 高等学校・高等専修学校卒 72.0%
  • 短期大学・高等専門学校・専門学校 74.8%
  • 大学卒 80.0%
  • 大学院卒 83.8%

算数A

  • 小学校・中学校卒 67.4%
  • 高等学校・高等専修学校卒 75.2%
  • 短期大学・高等専門学校・専門学校 78.7%
  • 大学卒 85.1%
  • 大学院卒 90.1%

2.2 「母親の最終学歴」と「正答率」の関係

国語A

  • 小学校・中学校卒 62.9%
  • 高等学校・高等専修学校卒 71.4%
  • 短期大学・高等専門学校・専門学校 76.2%
  • 大学卒 81.8%
  • 大学院卒 82.9%

算数A

  • 小学校・中学校卒 64.0%
  • 高等学校・高等専修学校卒 74.0%
  • 短期大学・高等専門学校・専門学校 80.5%
  • 大学卒 87.6%
  • 大学院卒 89.5%

父親と母親の学歴別を比較すると、より子どもの正答率の差があるのは母親の学歴の方であり、子どもに与える影響は思いのほか大きいことが分かります。