5. 森林環境税が〈非課税になる人〉は?
森林環境税は、2024年度から住民税の均等割に「年間1000円上乗せして徴収」されます。
しかし、個人の経済状況によっては、森林環境税が非課税となるケースもあります。
森林環境税が非課税になる人は次のとおりです。
- 生活保護を受けている人
- 前年の合計所得が135万円以下の障害者
- 前年の合計所得が135万円以下の未成年者
- 前年の合計所得が135万円以下のひとり親
- 前年の合計所得が135万円以下で、夫と死別した人
- 前年の合計所得が135万円以下で、夫と離婚後に再婚していない人
- 前年の合計所得が135万円以下で、夫の生死が不明で、扶養親族や生計を共にする子がいる人
なお、所得とは、手取りの年収ではありません。
「給与などの収入-(経費+所得控除)=所得」となります。
所得控除にはさまざまな種類があり、会社勤めで給与をもらっている方は、給与所得控除が受けられます。
以下の表をご覧いただくとわかるとおり、収入によって給与所得控除の金額が異なるのが特徴です。
また、合計所得金額が500万円以下のひとり親の方は、35万円のひとり親控除を受けられます。