3. 住民税非課税世帯への「10万円給付金」を受け取る流れ

住民税非課税世帯への10万円給付金は、自治体によって受け取りの流れが異なります。パターンはおもに2つあるのでまとめました。

  • 自治体からの銀行振込
  • 自治体から確認書が届く

マイナンバーカードを作成し、マイナポータルにて「公金受取口座」を登録していれば、特別な手続きは必要ありません。お住まいの自治体から自動的に銀行口座へ給付金が振り込まれます。

一方で、世帯主が公金受取口座を登録していない場合は自治体から「確認書」が届きます。

確認書に必要事項を記入して返送しなければ、給付金を受け取れません。確認書の発送時期、および返送期限は自治体により異なるため、いくつかまとめました。

10万円給付金「確認書」発送時期と返送期限《自治体により異なるスケジュール例》

10万円給付金「確認書」発送時期と返送期限《自治体により異なるスケジュール例》

出所:各自治体ホームページの情報をもとに筆者作成

なかには8月中が申請期限の自治体もあるので、確認書が届き次第早めに返送してくださ い。

4. まとめにかえて

住民税非課税世帯への「10万円給付金」は、住民税非課税、または住民税の均等割のみ課税の世帯が対象です。たとえ住民税が非課税でも、令和5年度に給付金を受け取っている人は対象になりません。

加えて、マイナポータルで公金受取口座を登録していない方は、市区町村から発送される 「確認書」を返送する必要があります。

返送期限は市区町村によって異なりますが、今月中に返送しないと受け取れなくなる自治体もあるため、必ず公式ホームページをチェックしておきましょう。

参考資料

北川 和哉