3. 日本の乗用車の市場動向をチェック
自動車にまつわるエピソードが話題になったことに関連し、日本の乗用車市場動向について説明します。
一般社団法人日本自動車工業会が公表した「2023年度乗用車市場動向調査」によると、乗用車世帯保有率は77.6%。その中で軽乗用車の保有が4割弱を占めています。購入状況は同タイプ・クラスからの買い替えが中心で、保有期間は平均7.2年。10年超が2割弱となっています。
インフレによる乗用車市場への影響としては、車関連出費を減らした人が約1割。2割強の人が負担を減らしたいと考えているよう。車の購入中止・保有期間長期化の理由では、車両価格高騰や資金不足が高く、景気の悪化が進行しているという意識が強くなっています。
車両価格高騰は購入者の約8割が認知しており、当初予算からの増額は「+30万円以上」が43%。平均増額は28.3万円でした。車両価格が高いほど平均増額が高い傾向にあります。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「テスラの自動認識システムが認知しないもの」を紹介しました。
参考資料
小野田 裕太