3. 50歳代という年齢でも! 年収を増やすためには「副業」の選択肢もアリ
年収を増やすための手段の一つとして、転職が挙げられます。
しかし、昨今は転職市場が活発になりつつあるとはいえ、50歳代という年齢がネックになる可能性が考えられます。
また、転職は求人者と求職者のマッチングの塩梅によるため、運の要素も絡んでくるのが現実です。つまり、希望しているタイミングで希望通りの条件で転職できるとは限りません。
そこで年収を増やすためにおすすめなのが、副業です。
厚生労働省「副業・兼業の現状①」によると「副業を希望している雇用者数」「副業者数」はともに上昇しています。
厚生労働省が公表している「モデル就業規則」で副業が原則として認められるなど、昨今は副業しやすい環境が整備されています。
「休日に単発でアルバイトをする」「個人事業を始める」など副業の方法はさまざまですが、自分に合った方法で柔軟に副業を始めるとよいでしょう。
副業を始めると、副収入を得られるだけでなく本業以外の人脈を形成でき、新しいスキルの習得にもつながります。
50歳代前半から始めた副業が、定年退職後の起業に繋がるケースも考えられるでしょう。
もし「自分の年収は低いかもしれない」という悩みを抱えているのであれば、自分の得意分野やこれまでの経験を活かせる副業を探してみてはいかがでしょうか。
4. まとめにかえて
年収は年齢によって差が付くだけでなく、勤務先が属する業種や勤務先によっても差が生まれます。
自分が専門的で高度なスキルを有していたとしても、勤務先が悪ければ低年収になってしまうケースがあり得ます。
手っ取り早く年収を高めるためにおすすめなのが、転職や副業です。特に、副業は本業の傍らリスクを取らずに行える手軽さが魅力といえるでしょう。
ただし、勤め先の就業規則などを必ず確認しましょう。無理のない範囲で検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
柴田 充輝