多くの日本企業は年功序列の給与テーブルを敷いており、年齢が上がるにつれて年収も高まるのが一般的です。

しかし、勤務先や業種によって給与水準は異なります。自分の年収が平均データと比較してどうなのか、気になる方もいるのではないでしょうか。

今回は、50歳代前半の給与データや年収の高い業種を解説します。

1. 50歳代前半の平均年収は500万円~550万円程度

国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、50歳代の平均年収は以下のとおりでした。

【写真全3枚中1枚目】50歳代の平均年収。2枚目以降では、業種別の平均給与などを掲載。

50歳代の平均年収

出所:国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査」より筆者作成

男女間で差があるものの、平均でみると50代の平均年収は500万円台前半となっています。

年収450万円だと、統計上は男性の場合は平均以下・女性の場合は平均以上です。

次の章では、業種別の平均年収の実態をチェックしていきましょう。