5. ねんきんネットやねんきん定期便で自身の年金受給予定額の確認を

年金受給額について、都道府県で差があることがわかりました。

出所:厚生労働省年金局「令和3年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」

現役当時の賃金水準や働き方に都道府県ごとの特徴があり、このような結果になっているのでしょう。

特に厚生年金は個人差が大きく出やすく、平均的な年金額がもらえるとは限りません。自分がいくら年金を受け取れるかを把握し、今後の老後生活に備えていくことが大切になってくるでしょう。

現時点で自分が将来どれくらいの年金を見込めるか知りたい方は、「ねんきん定期便」や日本年金機構の「ねんきんネット」を使ってみるのがおすすめです。

まずは現状の確認を行い、不足する金額を計画的に準備していきましょう。

老後に必要な額が大きいと、年金や預貯金だけでは足りない可能性があります。

その際は、資産運用でお金を増やす仕組みづくりをしていくのもいいかもしれません。

資産運用は預貯金と異なり元本保証があるわけではありません。ご自身で情報収集を行い、ご自身に合った運用方法を選んでいきましょう。
 

参考資料

奥田 楓也