2.2 老後資金が不足するリスク
平均寿命が伸びると、老後資金が不足するリスクも高くなります。
平均寿命が伸びるほど、貯蓄を取り崩して、公的年金のみで生活する世帯が増える可能性が高いです。
内閣府の「高齢社会白書」によると、健康寿命と平均寿命はおよそ10年離れています。
健康寿命をむかえても、約10年は生活する必要があるため、病気や介護で貯蓄や資産を取り崩す機会が多くなります。
以上から、平均寿命が伸びれば、老後生活の資金が不足するリスクが高まります。
では、長生きのリスクにどのような備えをする必要があるのか、確認しましょう。