3.3 支出の見直しをしておく

支出の見直しをしておくことも老後生活では大切です。

支出項目は、変動費と固定費に分かれます。

  • 変動費:食費 被服費 交通費 娯楽費 雑費
  • 固定費:住居費 水道光熱費 通信費 保険料

とくに見直し項目が必要なのは、通信費や保険料といった固定費を見直すと良いでしょう。

また、雑費の見直しも必要です。

必要のない買い物や使途不明となっている費用がないか、確認してください。

4. まとめにかえて

高齢者の就業率は、徐々に増加しています。

労働力人口比率の推移をみると、65歳以上は53.5%、70歳以上74歳以下は34.5%でした。

75歳以上は11.5%となっています。

過去の推移と比べても、就業率は増加しています。

平均寿命が徐々に伸びれば、老後に必要なお金はより多く準備しておく必要があるでしょう。

また、生活費だけでなく病気や介護に必要な資金も備える必要があります。

早いうちから、老後に備えて資産運用を始めてください。

参考資料

川辺 拓也