3. 庭に植えてはいけない?こぼれ種で広がりすぎるハーブ2選
3.1 ジャーマンカモミール[一年草]
春から梅雨時に、野趣あふれる可憐な花を咲かせるジャーマンカモミール。ハーブティーに使う花としてもよく知られ、花から香るリンゴのような香りが魅力です。
ジャーマンカモミールは荒地でもよく育ち、花つきがとてもよい植物。花後は小さな種を無数につけ、こぼれ種から発芽して群生します。
そのため、花が咲いたらタネがつく前にこまめに花を摘みましょう。摘みたての花で淹れるハーブティーは格別ですよ。
※参考価格:120~500円前後(3~3.5号ポット苗)
3.2 シソ[一年草]
シソは、和ハーブの代表的存在。青シソは様々な料理で活躍する薬味、赤しその葉はジュースやふりかけで味わうのが定番です。
ただし、花後に放っておくと大量の種が飛び散り、翌年あちこちからシソが生えてきます。庭に食べきれないほどのシソが生えるだけでなく、ご近所の庭やアスファルトの隙間からも生えてくる可能性があるため要注意。
花が咲き始めたら実ができる前に収穫しましょう。プチプチ食感が楽しい「しその実」は、穂の一番上の花が咲くころに収穫するのがベストです。
※参考価格:150~300円前後(タネ1袋)