マイホームの頭金、事前にいくらの金額があればよいか

Roman Samborskyi/Shutterstock.com

マイホームは誰にとってもあこがれ。子供が生まれて大きくなるにつれ騒がしくなるので、マンションではちょっと、とお考えの方もいるでしょう。また、都心は便利だけれども郊外でマイホームでゆっくり暮らしたいという人もいるのではないでしょうか。今回はマイホーム取得予定者がどれくらいの頭金を自己資金として用意しているのか、また、金融機関からの借入金がいくらあればよいかを見ていきましょう。

二人以上世帯の調査から見えてくるもの

続きを読む

2017年11月10日に金融広報中央委員会(事務局 日本銀行サービス局内)が「家計の金融行動に関する世論調査」[二人世帯以上調査](2017年)でマイホームの取得予定者の予定金額の調査をしています。

その中でマイホームの取得金額としては、必要資金総額が3167万円、うち自己資金が1133万円、借入金が2034万円となっています。

つまり、頭金は自己資金の1133万円程度ということになります。1000万円超ということで、意外に皆さん準備をしてからマイホームを購入されているということが見えてきます。

マイホームを買いたい人はどれくらいか

マイホームは夢の買い物、投資ともいえますが、いまマイホームを持っていない人はどれくらい欲しがっているのでしょうか。調査内容を見ると、マイホームを持っていない方に聞いているとはいえ、あまり購入希望者が多くないというのも興味深いところです。不動産価格が下落すれば、再度欲しいという人は増えるのでしょうか。

参考記事:「マイホーム、あなたは買う派それとも賃貸派?」

住宅ローンは年収の何倍まで借りられるのか

マイホームが欲しいといっても物件次第ということろがありますが、住宅ローンなしでは多くの人は難しいのではないでしょうか。「住宅ローンをいくらまで借りられるのか」ーこれは人によってそれぞれ、すなわち頭金、そして仕事の環境などによって変わってくるかと思いますが、マンションジャーナルの下記記事によれば目安は「年収の5倍程度」だということです。

もっとも先ほど見たように皆さんの頭金は1000万円を超えていますので、しっかり準備をしてから購入というステップになるのでしょう。

参考記事:「年収1000万以上のアッパー層はどこに住んでいるのか?」

あわせて読みたい

青山 諭志

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
執筆者

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。Twitter:SatooshiX