5. 【秋ごろ実施か】政府が低所得者世帯や年金世帯へ「追加の給付金」を検討

岸田総理は記者会見で、「物価の高騰により食費などで苦しんでいる年金受給者や低所得者世帯を支援するため、追加の給付金を検討している」と述べました。この支援は秋ごろに実施される予定であり、今後の詳細な発表が待たれています。

さらに、8月~11月には電気・ガス料金の補助を含む「酷暑乗り切り緊急支援」が実施されます。また、以下の施策も進行中です。

  • 学校給食費等の保護者負担の軽減
  • 飼料高騰などの影響を受ける酪農経営などの農林水産業、中小企業、医療・介護、保育、学校施設、公衆浴場、地域公共交通、物流、地域観光業等に対する物価高騰への幅広い支援

これらの国や自治体による支援策は多くの関心を集めており、「住民税非課税世帯だけ不公平」という声も一部で聞かれますが、給付があるからといって余裕のある生活を送れるわけではありません。

6. まとめにかえて

今回は最新の住民税非課税世帯への給付金について紹介してきました。

住民税非課税世帯には高齢者が多い傾向がありますが、物価高の影響で今後の生活が苦しくなる世帯も増える可能性があります。

老後の生活を不安に感じた方は、今のうちから老後に向けた資産形成について考えてみましょう。

参考資料

中本 智恵