国民健康保険は、自営業やフリーランスが加入する健康保険です。6~7月にかけて今年度の支払いがスタートした方も多いでしょう。
一方、全国健康保険協会(協会けんぽ)は、主に中小企業に勤める会社員が加入する健康保険になります。
同じ年収でも、国民健康保険と協会けんぽで保険料が異なるのはなぜでしょうか。
今回は、同じ年収でも国民健康保険と協会けんぽで保険料が異なる理由について解説します。
記事の後半では、年収別に保険料がいくらになるか解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
1. 国民健康保険と協会けんぽについて
国民健康保険は、自営業者やフリーランスを対象とした健康保険です。
具体的には、以下のいずれのケースにも該当しない場合、加入対象者となります。
- 勤め先の健康保険など他の健康保険に加入している
- 生活保護を受けている
- 後期高齢者医療制度に加入している
一方、協会けんぽは主に中小企業で働く人やその家族が加入する健康保険です。
では、国民健康保険と協会けんぽは保険料をどのように決めるか、確認しましょう。