1. 夏の風物詩 その1「土用の丑の日」とは?
さて、本題に入る前に、言葉の意味を確認してみましょう。
筆者は10歳頃まで「土曜」の「牛」の日だと思っており、牛を土曜日に食べることだと真剣に思っていましたが、そうではないようです(笑)。
「土用」とは四立(しりゅう)、すなわち「立春・立夏・立秋・立冬」の直前約18日間のこと。そこに、十二支の「丑」が重なる日が「土用の丑の日」と呼ばれます。
つまり、春夏秋冬、一年中「土用の丑の日」は存在するということになりますね。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期。そこに滋養のあるうなぎを食べるという習慣が広まっていったのでしょうか。
うなぎを食べるようになった理由については諸説ありますが、本来冬が旬のうなぎが夏に売れず、困っていたうなぎ屋さんに対する平賀源内のアドバイスによるものだという説が有力のようです。
では、前提確認が済んだところで、調査結果に入っていきましょう。
1.1 調査概要
- 調査期間:2024年6月25日~26日
- 調査対象:mitorizの消費者購買行動データサービス「Point of Buy®」の登録会員(POB会員)
- POB会員(平均年齢50.5歳)
- 調査方法:インターネットによる自社調査(有効回答数:3,007件)
執筆者
LIMO・U23編集部は、くらしとお金の経済メディア「LIMO」編集部に所属するインターン生で構成された編集部です。LIMO編集部メンバーにメンターとして監修してもらいながら、Z世代の視点で情報発信していきます。U23編集部メンバーは全員、大学・専門学校に在籍する現役学生。就活や勉強のことから、学生のお金事情やライフハックまで、U23編集部と同世代の読者の方が気になる話題を、ときには鋭く、ときには寄り添って発信していきます。
2024年7月現在メンバーの在籍校は、慶應義塾大学、国際教養大学、駒澤大学、津田塾大学、東京女子大学、東京デザイナー学院、一橋大学、龍谷大学、横浜市立大学、早稲田大学。LIMOのインターンシップは、フルリモートの環境を生かして実施しています。(2024年7月12日更新)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部 編集長室
LIMO編集部記者/校閲者/編集者/介護・終活記事担当
早稲田大学第一文学部卒。公益法人勤務を経て、フリーランス校閲・校正者として15年以上の経験を持つ。2020年よりLIMO編集部に所属。介護離職寸前の状態となったが、配置転換や社内初の介護休暇取得を経てビジネスケアラー生活を乗り切り、認知症の家族の看取りを経験した。一般社団法人終活協議会「終活ガイド資格1級」「認知症介助士」取得。現在は、厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、介護や終活など「シニアを取り巻くくらしとお金」にまつわる記事を担当。趣味は美術館巡り、映画鑑賞、庭いじり(2024年7月10日更新)