1.2 世帯年収1000万円以上の割合

厚生労働省が2024年7月5日に発表した「2023年 国民生活基礎調査」によると、世帯年収が1000万円を超えている割合は、全体の11.6%でした。

世帯年収が1000万円を超えている割合

世帯年収が1000万円を超えている割合グラフ

出所:厚生労働省「2023年 国民生活基礎調査」

年収1000万円以上の給与所得者の割合と比較すると、約2倍となっています。

自分ひとりで年収1000万円以上を稼ぐより、世帯で年収1000万円を目指すほうが容易であると言えます。

とはいえ、およそ10世帯に1世帯しか世帯年収が1000万円を超えていない実態なので、簡単に目指せる目標ではないでしょう。

次章では、年収1000万円の人の手取りと、世帯年収1000万円の世帯の手取りに違いがあるのか確認します。