2. 【小学受験】公共交通機関を使い美術館などに行く
小学校の受験では親子面接の他に、一対一や数人グループでの面接を行う学校もあります。
面接方式は異なりますが、試験官とのやり取り中に落ち着かない態度であったり乱暴な言葉を口にすると合格は遠のいてしまいます。
5歳や6歳の子どもは元気いっぱいなのは当然ですが、受験をする子どもたちは礼儀作法や静かに待てるといった「お行儀の良さ」も求められます。
家庭内の躾だけでなく、電車やバスに乗って「公共の場に出た時のマナー」を身につけるようにしましょう。電車やバスの中で騒がない走らないといったルールを子どもが本当に守れるか、どうしてそういうことをしてはいけないのか理解しているか親が観察し、帰宅後に話し合っててください。
また、公共の場の中でも最もマナー重視の美術館に行くことで「大声で喋ってはいけない」という場所があることを子どもは身をもって知ります。
ただし、注意点もあります。
美術館も様々な展示企画をしている時代になっています。子ども向けの展示では騒ぐこと前提、騒いでも問題なしという雰囲気の企画もあるので、可能な限り「大人が静かに鑑賞する展示企画」を選ぶようにしましょう。
なかなか子どもにとっては疲れることかもしれませんが、「お行儀よく」の意味を理解し公共の場でのマナーを肌で感じることができます。
3. 【中学受験】本番に向けて出題されそうな応用問題を解く
小学6年生の夏休みは受験生にとって正念場です。
ライバルたちが勉強に励んでいる中、生活が乱れないよう普段の学校生活と同じ時間に起きてメリハリある一日を過ごすよう心がけましょう。
夏期講習会のスケジュールでぎっしり詰まっています。そうしたなかで、着実に力をつけて本番に臨めるよう、入試に出そうなレベルの問題を解き、得意な傾向や苦手な単元や出題形式を把握しましょう。
夏休みに入った時点で年明けの中学受験まで半年を切っています。ラストスパートに向けて、本番を意識して問題を解くときは予め時間を設定すると集中して取り組むことができます。親が在宅の時は親が試験監督の役になり、夏休み中の時間の変化を記入するのもおすすめです。
入試は時間が決まっており、時間内にどれだけ正確に問題を解けるかが合格のカギを握っています。スピーディーに解く意識を持ちながら実践レベルの問題を解いていきましょう。
問題が解けない時は解説を読み振り返りをして「こういう考え方が必要」というのを理解できるようにしましょう。どうしても分からない時は、塾の先生に質問をして「分からない」を解消してください。