4. 【中学受験】親は追い込み過ぎないようにする
天王山とも言われる夏休みは夜遅くまで勉強できますが、睡眠時間を削って体調を崩してしまっては元も子もなくなります。
一度体調を崩してしまうと、体力を戻して普段の勉強量ができるまでに数日から一週間を要します。健康第一をモットーに夏休みを過ごすよう、親としては就寝時間が遅くならないよう気配りをし睡眠不足を防ぎましょう。
また、親の方も「夏休みは大切だからずっと勉強していなさい」と強要し、子どもを追い詰めることのないようにしてください。勉強する時間以外にも、家での隙間時間に親子でカードゲームをするお楽しみタイムを設けて安らげるひと時を作ると精神的に落ち着きます。
夏の講習会は受験に向けた空気感が変わり、その雰囲気に馴染めない子もいます。ピリピリした中で勉強している子どもたちに追い打ちをかけるような言葉をかけると集中して勉強できなくなります。
我が子がちゃんと勉強しているかどうか心配になるのは分かりますが、塾弁や睡眠、休息時間の過ごし方など親がサポートできることに力をいれるようにしてください。
5. 【お受験】夏の天王山を制すためには親のサポートが大切
親の関わりが他の受験よりも多い小学受験と中学受験は、子どもが合格に近づけるようどのようなサポートができるか親が考えることが大切なポイントになります。
せっかくの夏休みだからと焦ってあれもこれもとやらせようとすると「何をしたか」が分からず、身につかないこともあります。子どもにとってどういうことをしていくことが良いのかを考え、充実した夏休みを送りましょう。
参考資料
中山 まち子