5. 老後、年金だけで生活できない世帯は58.3%…
2024年7月5日、厚生労働省より発表された「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」によると、老後、公的年金だけで生活できない世帯は58.3%と、前回調査時より2.3ポイント増加していることが分かりました。
年金以外の収入を得て、老後の生活を支えている高齢者世帯が半数以上。年金暮らしが厳しい様子がうかがえます。
私的年金やiDeCoなど、現役時代に老後の収入源として計画的に準備していたものがあれば安心です。
また運用状況により変動はありますが株式の配当金や投資信託の分配金などの不労所得を得ているケースもあるでしょう。
近年は高齢者の雇用環境が整いつつあるため、老後も働いて給与所得を得るという選択肢も。しかし、健康面や体力面を考慮すると、現役時代から資産を準備しておくのがベストでしょう。
参考資料
和田 直子
