11. 【ご参考】コンビニの売上や客単価の推移は?

2024年6月20日、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会は2024年5月度の売上関連の数値を発表しています。

開示情報には、同協会の正会員7社(セブン-イレブン・ジャパンなど)の売上高、店舗数、客数などが含まれています。

12. 2024年5月分のコンビニの月次情報

5月の全店売上高は9857億8400万となり、対前年同月比1.3%増となりました。全店は30ヶ月連続のプラス・既存店は6ヶ月連続のプラスとなっています。

5月は訪日外国人の増加や、新型コロナウイルス5類移行後(2023年5月8日以降)、初めてのゴールデンウイーク等
により来店客数が増加したことに加え、カウンター商材、おにぎり、パン、デザート、菓子、ソフトドリンクが好調に推移し、全店・既存店ともに売上高が前年を上回る結果となりました。

また、店舗数については全店で5万5641となり、5月は対前年同月比0.1%減です。

来客数については13億9423万8000人で、対前年同月比で2.1%増となっており、全店・既存店でともに2ヶ月連続のプラスとなっています。

平均客単価は707.0円で、対前年同月比で0.9%減となりました。

13. 2024年5月分のコンビニの商品別売上高

商品別の売上高(既存店ベース)は下記の通りです。

  • 日配食品:前年同月比0.3%増(売上構成比35.2%)
  • 加工食品:前年同月比2.2%増(売上構成比27.7%)
  • 非食品:前年同月比0.7%増(売上構成比32.1%)
  • サービス:前年同月比4.3%増(売上構成比5.0%)

※調査対象はJFA正会員コンビニエンスストア本部7社。セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パンデイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン。

参考資料

齊藤 慧