4. 【男女別】デート代の割り勘問題「正直どう考えている?」《本音と建前のせめぎあい》
「正直、デート費用は相手に奢ってほしい、もしくは多く出して欲しい?」という質問に対して、女性の52%が「はい」と回答しました。
一方、男性は57.4%が「割り勘がいい」と考えています。
39.7%の男性が「いいえ」、つまり「女性に多く払って、奢ってもらわなくていい」と回答しており、「男性である自分の方が多く出すべき」と考える人も一定数いることがわかります。
男性
- 57.4%「割り勘がいい」
- 39.7%「いいえ」
- 2.9%「はい」
女性
- 52%「はい」
- 40%「割り勘がいい」
- 8%「いいえ」
多くの場合、男性も女性も建前としては「自分が出す」ことを考えていますが、実際には男性は「割り勘にしてほしい」、女性は「男性に出してほしい」と思っているようです。
女性の中でも「割り勘がいい」という人が40%と多く、奢ってもらうのが申し訳ないと感じたり、その後に気を使うのが煩わしいと感じることがあるのではないかと考えられます。
また、調査では学生と若手社会人が分けられていませんが、お互いに学生だった場合は、アルバイトなどそこまで収入に差がないため、「割り勘でいい」と考える女性の割合は、社会人のそれよりも大きいのではないでしょうか。
執筆者
LIMO・U23編集部は、くらしとお金の経済メディア「LIMO」編集部に所属するインターン生で構成された編集部です。LIMO編集部メンバーにメンターとして監修してもらいながら、Z世代の視点で情報発信していきます。U23編集部メンバーは全員、大学・専門学校に在籍する現役学生。就活や勉強のことから、学生のお金事情やライフハックまで、U23編集部と同世代の読者の方が気になる話題を、ときには鋭く、ときには寄り添って発信していきます。
2024年7月現在メンバーの在籍校は、慶應義塾大学、国際教養大学、駒澤大学、津田塾大学、東京女子大学、東京デザイナー学院、一橋大学、龍谷大学、横浜市立大学、早稲田大学。LIMOのインターンシップは、フルリモートの環境を生かして実施しています。(2024年7月12日更新)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部 編集長室
LIMO編集部記者/校閲者/編集者/介護・終活記事担当
早稲田大学第一文学部卒。公益法人勤務を経て、フリーランス校閲・校正者として15年以上の経験を持つ。2020年よりLIMO編集部に所属。介護離職寸前の状態となったが、配置転換や社内初の介護休暇取得を経てビジネスケアラー生活を乗り切り、認知症の家族の看取りを経験した。一般社団法人終活協議会「終活ガイド資格1級」「認知症介助士」取得。現在は、厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、介護や終活など「シニアを取り巻くくらしとお金」にまつわる記事を担当。趣味は美術館巡り、映画鑑賞、庭いじり(2024年7月10日更新)