今回は、LIMO・U23編集部に所属する大学3年生の筆者が「悩ましきデートの割り勘」について、私見も交えながら様々な角度で迫ります。
夏本番がやってきました!海に向け、張り切って体を鍛えている筆者です。
今回は、出費も増える夏だからこそ、注目を度々浴び、様々な意見が飛び交う男女の割り勘問題について、無意識的なバイアスや建前、そして若者のぶっちゃけな本音を探っていきます。
1. 【男女のデート代】どっちが払う?世代ごとの考え方の違い
内閣府男女共同参画局が実施した「令和4年度 性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究」によると、以下の結果が得られました。
1.1 「奢ることが当たり前だと考えている」男性の割合は若い世代で減少
「デートや食事のお金は男性が負担すべきだ」と考えている人は、男性の60歳代に最も多く、40%が「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答しました。
一方、男性の20歳代ではその割合が28.9%にとどまり、60歳代とは10%以上の差があります。
1.2 女性が希望する支払い方に世代ごとの違いは少ない
女性については、ほとんどの年代で「そう思う」「どちらかといえばそう思う」の合計が20%程度で、世代間のギャップは小さいです。
特に40歳代の女性が最も高い割合で24.7%でしたが、それでも男性の20歳代よりも低い結果となりました。
このことからも、女性より男性のほうが「デートや食事のお金は男性が負担すべきだ」という考えを持っていると言えます。
次では、イマドキの若者のデート代に関する調査結果を見ていきたいと思います。