就職氷河期世代への支援はあてにならない?キャリアの再構築につながるリスキリングを解説
個人向けリスキリングの補助金・助成金について紹介
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一般財団法人 労務行政研究所によると2024年夏のボーナスの平均金額は84万6021円と過去最高水準となりました。ここ数年、ボーナスの水準は増額傾向にあり、多くの社会人が恩恵を受けています。
しかし、就職氷河期世代はその恩恵を十分に受けていない現実があります。
就職氷河期世代とは、多くの企業が新卒採用を大幅に縮小したことから、就職難に直面し正規雇用に就くことができない人の多かった世代です。雇用を得ることが最優先で、今の世代のようにキャリア構築を考える余裕もなく、報酬面で納得のできない人も多く存在します。
政府も就職氷河期世代向け支援に力を入れていますが、以前、「就職氷河期世代のリアル…就活以外の道を選ばざるを得なかった人でもキャリア再構築は可能なのか」でご紹介したように各都道府県でサポート内容やその頻度に大きな差があることもわかりました。
他に、就職氷河期世代が活用できる支援はないのでしょうか。
先日、岸田首相による「就職氷河期世代も含む全世代対象のリスキリング強化」について前向きな施策検討の発言がありました。
今回は、今後も拡充が見込まれるリスキリングの支援制度に焦点を当てて、就職氷河期世代が活用できる給付金制度をご紹介していきます。
著者
株式会社モニクルリサーチ
記者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員
神奈川県出身。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)保有。中央大学文学部社会学科卒業後、みずほ銀行にて確定拠出年金に関する講師として全国の個人投資家向けにセミナーを実施。企業型確定拠出年金(企業型DC)だけでなく、個人型確定拠出年金(iDeCo)も含めた制度や仕組み、投資信託の解説や市況などを伝える。フリーランスを経て、フィンテックベンチャーにて広報を担当。
現在は株式会社モニクルリサーチにて金融関連の取材や自社メディアに関するPR業務も担当。「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」では、人事院、内閣府(金融庁、消費者庁、こども家庭庁)、デジタル庁、総務省、法務省、財務省(国税庁)、文部科学省、厚生労働省、農林水産省(林野庁)、経済産業省(中小企業庁)、国土交通省、環境省といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、退職金、資産運用や貯蓄、新NISA、iDeCoなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。(2026年6月26日更新)