2.1 【その1】リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業 

個人が新たなスキルを学び転職を通じてキャリアアップすることを目的とした事業です。キャリア相談、リスキリング、転職までを一体的に支援する事業者を利用することで、補助金が支給されます。

対象者

サービスへの登録時とキャリア相談対応における初回面談時に在職者で、雇用主の変更を伴う転職を目指している人が対象です。

補助金の詳細

リスキリング講座の受講を修了した場合:講座の受講費用(税別)の1/2相当額(上限40万円)

リスキリング講座の受講を経て実際に転職し、その後1年間継続的に転職先に就業していることを確認できる場合:追加的に講座の受講費用(税別)の1/5相当額(上限16万円)

講座の内容等、詳しくはキャリアアップ支援を提供する事業者の「検索ページ」を参考にしてください。

2.2 【その2】教育訓練給付金制度

キャリアアップを目指して、資格取得の講座や大学・大学院などを受講した場合に、費用の一部が国から支給される制度です。この制度は幅広い講座が対象となり、受講費用の最大70%が支給されます。

対象者

雇用保険に加入していることが条件で、会社員や週20時間以上働いているパートやアルバイトも対象です。

給付金の詳細

一般教育訓練:中小企業診断士やTOEIC、日商簿記などの講座が対象。受講費用の20%(上限10万円)が支給されます。

特定一般教育訓練:社会保険労務士、税理士、IT資格取得講座が対象。受講費用の40%(上限20万円)が支給されます。

専門実践教育訓練:MBAや法科大学院、AIやデータサイエンスの講座が対象。最大で受講費用の70%(年間上限56万円)が支給されます。