梅雨の末期、大雨だったところも多いのではないでしょうか。ここ数年、雨が続いたことによる被害の大きな地域もあります。

まずは身の安全を確保して、事前に準備できることは前もって済ませておくよう心がけないといけませんね。

2024年6月27日、厚生労働省より「令和5年度の国民年金の加入・保険料納付状況」が公表されました。自営業や無職の方など国民年金第1号被保険者の加入・納付状況がまとめられています。

免除の方、未納の方なども含めてどのような納付状況だったのでしょうか。

今回は上記の資料をもとに、国民年金保険の現在地を深堀りしていきましょう。

1. 納付義務がある「国民年金保険料」、金額はどう推移している?

国民年金保険料は、所得税や住民税などと同じように納付義務が課されています。

ただし、所得の現況や学生の方など納付が困難な場合、免除申請や学生納付特例を利用することも可能です。

2023年度の国民年金保険料は月額1万6520円でしたが、2024年度は月額1万6980円と460円のアップ。

さらに、既に発表されている来年2025年度の保険料については、530円アップの1万7510円と予定されています。

次の章からは、国民年金保険料の最終納付率や公的年金加入者の状況など、年金の現状をみていきましょう。