3. 注文住宅の後悔ポイント3:クローゼットが足りない
「ファミリークローゼットはあるのだが、日常的に使うものやすぐに着替えたい時などは不便なので、各部屋にもクローゼットを作っておけばよかった」
家族全員の衣類や荷物などをまとめて収納できるファミリークローゼットは、家事動線を短縮できて部屋が散らかりにくくなるのが最大のメリットです。
一方で出勤や登校が重なりがちな朝の時間帯には混雑してしまうことがあります。
また、実際に生活してみるとスペースが足りずに収納量不足で後悔することも少なくありません。
したがってファミリークローゼットの広さには十分注意が必要になると共に、必要に応じて各部屋にもちょっとした収納スペースを作っておくことを検討すると良いでしょう。
4. 注文住宅の後悔ポイント4:大きな窓にしてしまった
「南側全面に大きな窓を設けたために壁面収納を設置するスペースがなく、一部を腰高窓にすれば良かった」「カーテンも特注になってしまったので、費用がかさんだ」
大きな窓を設置すると、日あたりや風通しが良くなり開放感が出て部屋が広く感じる、外の景色を楽しむことができるといったメリットがあります。
一方で家の中の壁の面積が減るため、家具が窓に被って置けなくなるほかに、部屋の断熱性や防音性が低下する、日差しが強すぎて眩しいなどのデメリットが生じてしまいます。
また、カーテンも単にサイズが特注になるだけでなく、断熱、遮光などの機能が必要になるでしょう。
したがって窓の大きさや形状を決める際には、収納計画や断熱計画などと併せて検討することが大切です。