1.2 資産運用の目的は「老後・将来への備え」が80%超

【写真1枚目/全3枚】「老後・将来への備え」への資産運用が80%超。次ページでは1000万円貯めるために必要な積立額を一覧表で紹介

資産運用の目的

出所:ソニー銀行「資産運用意識調査」調査結果のお知らせ

資産運用の目的として最も多かったのが「老後、将来への備え」で81.9%でした。

アンケート内容はNISAだけではなく、iDeCoのように老後まで引き出せない節税制度も対象となっていることから、老後を意識した資産運用をしている人が多いのではないかと考えられます。

また、3位には35.3%で「インフレへの備え」という回答が来ており、昨今の物価高から資産を守るために行動をしている人がいることも見受けられます。

老後、将来への備え、目の前の物価高への対策など、資産運用の目的は人それぞれですが、どれくらい増えるのかは誰しも気になるでしょう。

ソニー銀行でNISA口座を開設済みの人に対して今後の運用方法を聞いたところ、「NISA口座で積み立て投資と一括投資を併用する」と回答した人が約半数の47%となりました。

次いで「積み立て投資をする」が42.4%となっており、一括投資と比較すると、つみたて投資枠を利用して資産運用をしたいと考えている人が多いようです。

では実際、つみたて投資を活用して資産運用をしたら資産はどれくらい増えるのでしょうか。

シミュレーションで確認してみましょう。