3. 米国の過去20年の平均リターンは「9.1%」
金融庁「長期・積立・分散投資とNISA制度」によると、1998年1月1日から2017年12月31日までの20年間、米国と日本の株式指数につみたて投資をした場合のリターンは以下のようになりました。
- 米国(S&P500):9.1%
- 国内(日経平均):5.5%
あくまで過去の利回りなので、今後のリターンを保証するものではありませんが、ひとつの基準として覚えておくとよいでしょう。
ちなみに今回紹介した2つの指数は、新NISAのつみたて投資枠における指定インデックスに選出されており、新NISAを利用して投資をすることができます。
4. 新NISAを活用してお金にも働いてもらう
10年間で1000万円を達成するためには現実的な利回り3%~5%で、毎月6~7万円を積み立てる必要があることがわかりました。
また、運用期間が長くなるほど必要な積立金の額が減ることも確認できたのではないでしょうか。
資産運用は運用期間が長いほど複利の効果を得ることができ、資産を増やせる可能性が高くなります。
まずは少額からでも挑戦してみることが資産を増やすための一歩になるかもしれませんね。
参考資料
中本 智恵