2. 【新NISA】毎月いくらの積立投資で「1000万円」貯められる?シミュレーションしてみた
新NISAを利用して1000万円を貯めるために、毎月どれくらいの積立投資が必要かを計算していきます。
1000万円を貯めるために必要な金額を、運用期間と年利回りのパターンに分けてシミュレーションしてみました。
2.1 利回り0%の場合
- 10年:8万3333円
- 20年:4万1667円
- 30年:2万7778円
2.2 利回り3%の場合
- 10年:7万1561円
- 20年:3万460円
- 30年:1万7161円
2.3 利回り5%の場合
- 10年:6万4399円
- 20年:2万4329円
- 30年:1万2016円
2.4 利回り9%の場合
- 10年:5万1676円
- 20年:1万4973円
- 30年:5463円
10年間で1000万円を達成するために、利息がつかない現金などで貯める場合は毎月8万3333円必要となりますが、利回り5%の場合は6万4399円、利回り9%の場合は5万1676円になりました。
また、参考までに積立期間を20年、30年でも作成しましたが、この場合は積立期間が長くなればなるほど、毎月の積立額の負担が減ることが分かりました。
資産運用は長期投資による複利効果を期待できるため、もし資産運用を始める場合は少しでも早いうちから始めるのがよいでしょう。
なお、本シミュレーションは利回りが安定していることが前提として作られたものです。
実際の資産運用にはリスクが伴い、目標時点で元本割れを起こしていることもあるので注意しましょう。
昨今の低金利下では利回り「3%」というだけでも高い水準と思われるかもしれません。
ましてや利回り「9%」というと、現実的ではないと感じる方もいるのではないでしょうか。
次章で、米国や日本資産の過去のリターンについてみてみましょう。