3. 老後の年金「国民年金・厚生年金」平均受給額は月額いくら?
厚生労働省年金局の最新資料「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、2022年度末現在の国民年金・厚生年金の平均月額は次のとおりです。
3.1 国民年金の平均受給額(月額)
- 全体:5万6316円
- 男性:5万8798円
- 女性:5万4426円
3.2 厚生年金の平均受給額(月額)
- 全体:14万3973円
- 男性:16万3875円
- 女性:10万4878円
※国民年金部分を含む。
国民年金は現役時代に厚生年金に一度も加入したことがない自営業者や専業主婦(夫)などが受給します。
厚生年金は、公務員や会社員などが国民年金に上乗せする形で加入する年金で、仕組み上、国民年金より手厚いとされています。
しかしその厚生年金においても平均で月額14万3973円です。
年金収入だけで老後の生活費をすべてカバーすることは難しいでしょう。
ただし、老後に受給する年金額は、現役時代の働き方や収入などによって個人差がありますので、老後対策を進める上でご自身の年金見込額を確認しておくと良いでしょう。
年金見込額は「ねんきんネット」または「ねんきん定期便」でご確認いただけます。老後の家計収支を試算する際には、年金見込額から税金や社会保険料が天引きされ手取りが90%前後になることも考慮しておきましょう。
参考資料
和田 直子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行に入社。三井住友信託銀行に転職後、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
現役世代からシニア層、富裕層と幅広い個人顧客に対し、資産運用コンサルティングを行う。
<主な専門領域>
投資信託、ファンドラップ、外貨預金、生命保険、医療保険、住宅ローン、事業性ローン、贈与、相続、遺言信託、不動産など、多岐にわたる金融サービスと承継対策をワンストップで提案。特に、長期的な資産形成や富裕層向けのウェルスマネジメント、シニア世代への承継・相続の分野で豊富な知識と実績を持ち、表彰歴多数。
現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のマネー編集部にて企画・執筆・編集・監修を担当。
厚生年金保険と国民年金保険(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用を専門とする。
NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローンなどの国民生活に直結する金融情報を始め、FX、株式投資、金(ゴールド)などの投資経験をいかし仕組みやリスクなどを分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成【2025年11月11日更新】