3. 1ヶ月の食費の平均はいくらなのか?

「米の意外な冷却方法」が話題となったことに関連して、ここからは1ヶ月の食費の平均額について紹介します。

総務省が2024年6月に公表した「家計調査報告 2024年4月分」によると、2人以上の世帯の1ヶ月の消費支出は31万3300円で、食料は8万3816円となっています。細かな内訳を見ると、穀類・6816円、魚介類・5741円、肉類・7883円、乳卵類・4263円、野菜と海藻・9140円、果物・2982円、外食・1万3701円でした。

1年前の2023年4月はというと、1ヶ月の消費支出は30万3076円、食料は8万2565円です。食料費に大きな変化はありませんが、その他の出費で約1万円ほど違う結果になりました。

4. 外食の出費が多い都市は…

前述の通り、食料の中で外食の支出は1万3701円とかなり多くなっています。そこで、外食の出費が多い都市を調べてみることに。

総務省「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在地及び政令指定都市ランキング 2021年~2023年平均」によると、全国で一番外食の出費が多いのは、東京都区部で21万1926円。次いでさいたま市の20万243円、名古屋市の19万8819円となっています。

全国平均は14万8906円なので、東京都区部やさいたま市は5万円以上も出費していることになりますね。ちなみに、外食での出費が一番少ない都市は青森市の9万6369円でした。

今回は、Xで話題になっている「意外な物を活用した、ご飯の粗熱を取る方法」を紹介しました。

参考資料

小野田 裕太