2. パソコンのSSDやSPUクーラーなどにも使用される「ヒートシンク」

ヒートシンクでご飯の粗熱を取る

ヒートシンクでご飯の粗熱を取る

出所:@goking5

「ヒートシンク」は、吸収した熱を空気中に放熱してくれるという部品で、日本語では「放熱器」と呼ばれています。パソコンのSSDやSPUクーラーなどに利用されることも。

ご飯の冷却に使用しようと思いついた経緯を山田さんに聞くと、「伝導率の違いで熱を逃すのならCPUだけじゃなくご飯も冷やせるだろうと思い試しました」と話してくれました。

気になる人も多いであろう、粗熱を取るスピードについては「ヒートシンク有りと無しで実験しましたが、確実に有りの方が早かったです」とのこと。

ポストに寄せられた質問に対しても、「本当に冷めるのが早い、扇風機を併用すると爆速」と回答。ご飯の冷却においても、ヒートシンクは存分に活躍してくれたよう。

ヒートシンクを使った飯の冷却方法が投稿されると、ポストには6万件を超えるいいねが集まりました。返信欄には「ある意味天才なのかも」「この発想はなかったわ…」「使い方、間違ってるようで合ってる」といった驚きの声や、「非常に理にかなっていますね」「ジャンカーあるある」などの納得の声も。

熱伝導に着目した人からは「自然解凍でも同じ方法が使えるのでは」「肉を解凍する際は小鍋やフライパンでも代用可能」といった意見も集まっています。

それに対して山田さんは「ステンレスのシンクに置くだけでも、早く冷めますからね」と返信。返信欄ではさまざまな意見が飛び交い、盛り上がっています。