2. 【60歳代のひとり暮らし世帯】貯蓄保有世帯のみの平均と中央値はいくらになる?
同調査より、貯蓄保有世帯のみの貯蓄額(平均額・中央値)について見ていきましょう。
2.1 【60歳代のひとり暮らし世帯】の貯蓄100万円未満の割合
- 12.8%
2.2 【60歳代のひとり暮らし世帯の貯蓄額】平均と中央値
- 平均:2240万円
- 中央値:1100万円
貯蓄保有世帯のみの貯蓄額をみると、平均は2000万円を超え、中央値は1000万円を超えました。
一方、貯蓄100万円未満は12.8%です。
貯蓄格差はどの資料からも読み取れます。60歳代と言えば、働く人と完全にリタイアした人が混在する世代です。退職金の有無や、相続した財産の有無なども貯蓄格差に影響しているでしょう。
とはいえ、現役時代からコツコツと貯めてきた人は「努力の結果」と言いたくなるかもしれません。
では、60歳代の世帯は手取り収入からどれほど貯蓄に回しているのでしょうか。最後に「手取り収入からの貯蓄割合」についても確認していきます。