2. 日本の平均年収はいくらか

国税庁の「令和4年分 民間給与実態調査統計」によれば、日本の平均年収は以下のとおりです。

  • 平均年収:458万円
  • 男性の平均年収:563万円
  • 女性の平均年収:314万円

昨年の金額(446万円)に比べて2.7%の伸び率を記録しています。

内訳を見ると、男女で比較すると年収に差が見られます。

結婚や出産などのライフイベントによるものと考えられるでしょう。

3. 関東と関西の平均年収の差

平均賃金額は都道府県ごとに差が見られました。

では、関東と関西ではどれくらい差があるのでしょうか。関東と関西の平均年収を比較します。

3.1 関東の平均年収

総務省の「2019年全国家計構造調査」によれば、関東の平均年収は603万8000円でした。
国内では東海地方(604万3000円)に次ぐ年収額となっています。

うち勤め先収入は423万5000円と、全地方でトップの金額です。

給与収入の高さがうかがえる結果といえるでしょう。

3.2 関西の平均年収

総務省の「2019年全国家計構造調査」によれば、関西の平均年収は528万7000円でした。

国内では東海、関東に次ぐ年収額となっています。

勤め先収入は414万6000円で、関東に次ぐ金額の多さです。

給与収入は十分高いですが、関東と比べるとやや差をつけられている印象です。