3. 長期的な視野でキャリアプランを構築

ここまで、給与所得者全体における、一定の年収幅の比率についてみていきました。

今回取り上げた、年収600万円超~700万円以下の「男性給与所得者」の人数は277万1000人。これは男性給与所得者全体の9.5%に当たり、その上位33.4%に含まれる層であること分かりました。

給与所得者全体の平均年収、そして過去の推移についても俯瞰し、過去8年の時間軸では、年収は約9%上昇していることが確認できました。

現状を正確に把握し、自分の位置づけを理解することが、年収アップへの第一歩です。過去のデータや傾向を参考にしながら、キャリア戦略を立て、今後の目標を明確にしていきましょう。

経済の変動に左右されないよう、自己投資を行い、長期的な視野でキャリアプランを構築することが、安定した収入を得るための鍵となります。

参考資料

LIMO編集部