4. 老後資金の準備を何から始めるか？
今回はは、厚生年金を受け取る人々の中で、月額が14万円以上である割合を紹介しました。
その結果、月額14万円以上の受給者は全体の約半分程度に達し、2人に1人がこの額以上の支給を受けていることが明らかになりました。
しかし、厚生年金の受給額は個人の現役時代の加入期間や年収によって異なるため、老後の資金に不安を感じる方は、年金以外の準備が必要です。
近年では、iDeCoやNISAなどの資産運用制度が充実しており、これらを活用しつつ早期から準備を進めることもできます。
まずは、「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」を活用して、自身の年金受給予定額を確認してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「大切なお知らせ、「ねんきん定期便」をお届けしています」
- 日本年金機構「ねんきんネット」
齊藤 慧
