4. 年金振込通知書とあわせて「年金額改定通知書」も確認しよう
本記事では、2024年度の年金額改定について紹介していきました。
2024年6月14日の年金支給日から年金額が変わるため、実際に振り込まれた金額とともに「年金振込通知書」の確認もしておきましょう。
なお、年金額が物価や賃金の変動に応じて改定された場合、年金振込通知書と一緒に「年金額改定通知書」も送付されます。
2024年度は、年金額が2.7%の増額改定となることから、「年金額改定通知書」も届くため、年金振込通知書とあわせて確認しておけると良いです。
年金額改定通知書には、国民年金・厚生年金それぞれの改定額が記載されているため、ご自身の年金額が前年度と比較してどのくらい変わったか・改定額が反映されているかなど、必ずチェックしておきましょう。
【編集部よりご参考】
参考までに、厚生年金の平均額は月額で14万3973円、国民年金の平均額は月額で5万6316円です。個人差もあるため、最後に受給額ごとの人数もご紹介します。
厚生年金受給額ごとの人数
- 1万円未満:6万1358人
- 1万円以上~2万円未満:1万5728人
- 2万円以上~3万円未満:5万4921人
- 3万円以上~4万円未満:9万5172人
- 4万円以上~5万円未満:10万2402人
- 5万円以上~6万円未満:15万2773人
- 6万円以上~7万円未満:41万1749人
- 7万円以上~8万円未満:68万7473人
- 8万円以上~9万円未満:92万8511人
- 9万円以上~10万円未満:112万3972人
- 10万円以上~11万円未満:112万7493人
- 11万円以上~12万円未満:103万4254人
- 12万円以上~13万円未満:94万5662人
- 13万円以上~14万円未満:92万5503人
- 14万円以上~15万円未満:95万3156人
- 15万円以上~16万円未満:99万4044人
- 16万円以上~17万円未満:104万730人
- 17万円以上~18万円未満:105万8410人
- 18万円以上~19万円未満:101万554人
- 19万円以上~20万円未満:90万9998人
- 20万円以上~21万円未満:75万9086人
- 21万円以上~22万円未満:56万9206人
- 22万円以上~23万円未満:38万3582人
- 23万円以上~24万円未満:25万3529人
- 24万円以上~25万円未満:16万6281人
- 25万円以上~26万円未満:10万2291人
- 26万円以上~27万円未満:5万9766人
- 27万円以上~28万円未満:3万3463人
- 28万円以上~29万円未満:1万5793人
- 29万円以上~30万円未満:7351人
- 30万円以上~:1万2490人
国民年金受給額ごとの人数
- 1万円未満:6万5660人
- 1万円以上~2万円未満:27万4330人
- 2万円以上~3万円未満:88万1065人
- 3万円以上~4万円未満:266万1520人
- 4万円以上~5万円未満:465万5774人
- 5万円以上~6万円未満:824万6178人
- 6万円以上~7万円未満:1484万7491人
- 7万円以上~:178万3609人
参考資料
- 日本年金機構「年金振込通知書」
- 日本年金機構「年金額改定通知書」
- 厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」
- 国税庁「公的年金から源泉徴収される所得税等の定額減税」
- 総務省「家計調査報告 家計収支編 2023年(令和5年)平均結果の概要」
- 日本年金機構「【主な行事・通知書発送の年間予定表】」
太田 彩子