2. 子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律案が成立!児童手当は拡充へ
児童手当は、以下の3つを軸として大きく拡充されます。
- 所得制限を廃止
- 支給対象が高校卒業まで延長
- 第3子以降は3万円が支給
これまで不満の声が多かった「所得制限」が撤廃されることになりました。つまり、年収が高い世帯でも児童手当が受けられるようになるのです。
また、現行では中学校3年生までとされる支給年齢を「高校生年代まで」延長することが決まりました。
さらに、3人目以降の支給額が3万円に倍増されます。
現行制度でも、3人目以降は月1万円→1万5000円と増額されていますが、これが倍になるとあって、多子世帯にとって助けとなることがうかがえます。
こうした児童手当以外でも、子育てのための時短勤務者や育休取得者、保育所等利用者に対しても支援が拡大されます。
ただし、社会保障費が高まることにより注目が集まるのがその”財源”です。
今回の「子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律案」により、支援金の負担も正式に決まりました。