2. 吉野家ホールディングスの直近決算の内容
吉野家の株価は2024年4月に大きく値崩れしました。
この付近であったイベントといえば、2024年2月期通期の決算発表です。
業績の内容は以下となりました。
- 売上高:1874億円(前の期比+11.5%)
- 営業利益:79億円(同+132.1%)
- 経常利益:86億円(同▲1.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:56億円(同▲22.5%)
売上高は1割ほど伸び、営業利益については2倍以上増益しました。
ただし、それまで株価が大きく上昇していたことを踏まえると、利益成長の度合いはすでに観測のもと株価に織り込まれていた可能性があります。
一方、今回発表された2025年2月期通期の業績予想は、以下のようになりました。
- 売上高:2030億円(前期比+8.3%)
- 営業利益:70億円(同▲12.2%)
- 経常利益:74億円(同▲14.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:41億円(同▲26.8%)
増益はいったんストップとなる見通しで、その点が失望を誘ったのかもしれません。
著者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。